2月9日(日)躍動鍋山の森林活用促進と山林地籍調査事業促進に関する研修会が行われました。午前中は、加茂町南加茂のたたらの里山再生雇用促進協議会で「森林バイオマスエネルギー事業」を中心にした研修と、出雲市の川跡地区コミュニティーセンターで「GISを活用したマップづくり」を研修しました。午後は、鍋山からの参加者29名と加茂の協議会、川跡のみなさんと北山温泉で昼食をとりながら懇親しました。
【当日のスケジュール】
8:20 鍋山交流センター出発
8:45 たたらの里山再生雇用促進協議会で研修
9:20 車中研修(躍動鍋山平成26年度への方針等)
10:00 川跡コミュニティーセンターで研修
12:30 北山温泉で昼食、情報交換会
14:30 島根ワイナリー見学
16:30 鍋山交流センター到着
◎ 森林バイオマスエネルギー事業についての研修(加茂町)
① 雲南市市民参加型収集運搬(林地残材)システムについて
システム登録者(H25.12現在 三刀屋町 11名)
登録講習会--今年度3回実施済 2月23日にも開催
② チップボイラー整備状況
H24~掛合波多温泉「満壽の湯」・・・稼働中
H25~三刀屋健康福祉センター・・・・整備中
◎ GISを活用したマップづくりの研修(川跡コミセン)
川跡共有山林委員会の濱崎委員長から説明 ~~ 航空写真などにGPS機能を活用して位置や境界情報などを表示して、共有山林を管理しています。
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(委員長の濱崎清富さん) |
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(研修中の鍋山のみなさん) |
① 川跡共有山林委員会の概要
発足 昭和38年(1963年)
会員数 573名(多くは昔から住んでいる人で、地区内世帯の約6分の1)
山林面積 97ha(名義は出雲市)
受託概要 出雲市の固定資産税は委員会が払う・山林からの収益は委員会が受け取る・山の維持管理は委員会が行う
主な収益・・・島根県の産廃処分場「クリーンパーク出雲」の賃貸料・ベントナイト採土場からの使用料
② 活動状況
* 間伐など ⇒ ヒノキ・杉の間伐 広葉樹(クヌギ・コナラ)の植栽
* 体験学習 ⇒ 北陽小学校5年生の植栽・間伐・枝打ち・栗拾いなど
* 地域交流 ⇒ 地区文化祭に参加(花の木、シブキ・サカキ、ヒラタケの販売等)
* 山の状況確認 ⇒ 年1回以上役員で実施(境界杭・境界道・松枯れ等)
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(参加者全員で記念撮影しました) |